関節角度の測り方

関節をいっぱいまで曲げた角度といっぱいまで広げた角度の差を関節可動域の数値とします。

この場合、196度と32度の間で動けるわけですから、関節可動域は、164度になります。
骨関節炎を発症すると、うまく曲がらなかったり、伸ばせなかったりします。
つまり、症例がひどくなるほどこの数値が小さくなります。
逆に、治療によってこの数値が適切に改善されていれば、治療がうまくいっているという客観的な証拠となります。

このように四肢の全ての関節が、骨関節炎になる可能性があり、関節角度の計測対象となります。
犬の歩行に不自然さを感じたら、すぐに動物病院で診察を受けるようにしましょう。