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犬の骨関節炎とは

骨関節炎は、痛いと言えない愛犬にとって、とても“辛い”病気です。

関節の軟骨に障害が起こり、その進行・悪化によって慢性的な痛みをもたらす病気です。適切な治療により、関節軟骨の修復をしたり、悪化を遅らせ、痛みを和らげることもできます。

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犬の骨関節炎の治療・管理について 犬の骨関節炎の治療・管理について

骨関節炎の治療には、原因療法、食事療法、対症療法、運動療法等があります。
骨関節炎の症状を緩和するために、これらをバランスよく組み合わせた治療が必要となってきます。

  • 原因療法:毎週1回×4週の注射で関節軟骨の修復を助ける薬があります。
  • 対症療法:症例によっては鎮痛・消炎薬
  • 食事療法:関節・体重管理に配慮した特別療法食 等
  • 運動療法:適度な運動により関節の可動域を広げ、筋肉を増強します。

骨関節炎の状態を正しく評価するために 骨関節炎の状態を正しく評価するために

特に初期の骨関節炎では、臨床症状やレントゲンだけでは、病気の進行状況がはっきりせず、病気を見逃してしまうことも考えられます。
また、治療を続けていても、視覚だけでは快方に向かっているのかどうか、客観的な評価が困難な時もあります。
そんな時、数値化できる評価方法があれば、客観的な判断が可能となります。
そこで活用されるのが関節角度計です。
関節角度計は、関節可動域(関節が動くことができる角度)を測定することで、病気の進行状態、治療効果など客観的に評価するための指標となります。
臨床症状やレントゲンなどに加えて、関節角度計を用いることで、より正確な評価が可能となります。


犬の骨関節炎の発見・症状・治療・管理についてより詳しく解説した動画をご覧下さい。 犬の骨関節炎の発見・症状・治療・管理についてより詳しく解説した動画をご覧下さい。

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